私とXjapan

「Xjapan」は、友人Mやまが教えてくれた。

Mやまとは大学時代に出会った。三重県にあるプラスティク工場のドラ息子で、三重生まれの大阪育ちでコテコテの大阪弁。

そいつの家に行くといつもXjapanが流れていて、いつも話を聞かされた。

ビジュアル系などに一切興味がなかったし、Xjapanの知識といえば、時の首相である小泉さんが好きなアレでしょ?くらいの認識しかなかった。

ある日、何気無くテレビをみていたら、わずか15秒なのだが、とてもかっこいいパチンコ屋のCMに心奪われてしまった。

インターネットで検索すると、出演していたのはXjapanで、使われていた楽曲が「Rusty Nail」という曲だった。

一発でこの曲が好きになった。

どれだけ涙を流せば

貴方を忘れられるだろう

Just tell me my life

何処まで歩いてみても

涙で明日が見えない

Xjapan「Rusty nail」より

信じられない高音域で歌い上げるToshi、美しい楽曲を作り出すYoshiki、私の知らない世界だった。

Mやまはよく、Toshiについてこう語った。

「あんなにアゴしゃくれてても、ビジュアル系のボーカルできんねん。かっこええわ~ほんま。」

Mやまは口は悪いが、的を得たことをいうやつだ。

さらに私がXjapanが好きになるきっかけが、Toshiの自叙伝「洗脳」である。

人気絶頂のバンドのヴォーカリストが自己啓発セミナーに洗脳されていく様子を詳細に描いた衝撃作。十数年にも及ぶ洗脳生活、メンバーとの関係、Last Liveの裏側、HIDEの急死、全国ドサ回り、そして洗脳を解くまでの辛い道のりが生々しく書かれている。オススメの一冊。

Xjapanというバンドが伝説たる所以は、数奇な運命によって襲いかかる困難すらもハードロックバンドの性として受け入れ、未だ不死鳥のように飛び続けているからであろう。

下の動画はLast Live。このときすでにToshiは自己啓発セミナーの団体から激しい暴行を受けて、心身ともに衰弱しきっていたにも関わらず、この歌いっぷりである。団体からバイオレンスな歌を歌うことを激しく批判されており、彼も苦悩していた時期である。Toshiだけが黒髪で黒の衣装を着て、他のメンバーよりも明らかに地味なのはそのためである。

今にも割れてしまいそうな薄氷のステージで、抗えない運命にもがき苦しみこの日を迎えたメンバーの心が、そのまま音楽になっている。切ない。

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